トップページ > 建築 > 九月十六日 > 芦屋市民センター

Untitled

スクリーンショット 2023-09-12 10.45.26.png

芦屋市民センター

観光時間30

説明


芦屋市民センターは公共ホールと会議室などを備えた市民会館の複合施設として1964年に「本館」が建設されたのが始まり。その後に「ルナ・ホール」が1970年に完成し、芦屋市の中心的な文化拠点として親しまれている。

設計は坂倉建築研究所大阪事務所で、『docomomo japan』では西澤文隆と同市出身の山崎泰孝のお二方が主な設計者である。2008年には『DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築』に追加選定された。

多角形断面のボリュームに直方体のデザインが外付けされた、『要塞』にも例えられそうな強烈なインパクト。小さいパーツによる杉板型枠によって造成された打ち放しのコンクリ外壁は、現代のツルツルしたものと比較すると無骨な感じがするが、パーツを最小化したことによってできたムラのある表面も、人間が手掛けた感があった。